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君島崇の安曇野有明ML

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2003年 5月 9日

3ヶ月間トルコへ行って来ます


 長くて寒い冬のせいで春の訪れも遅かった穂高ですが、4月に入り急に暖かくなり、30度近い気温も記録しました。桜が終わり、チューリップも終わり、田植えが始まり、山は新緑に包まれています。

 ご無沙汰ばかりして申し訳ありません。お変わりありませんでしょうか。私は家族共々元気です。明日から3ヶ月ちょっとトルコへ出張いたしますので、その前にご挨拶をいたしたくキーボードをたたいております。

 2003年は東京の多摩市にある農業者大学校の講義(1月10日)で幕を開けました。この大学校は全国の高校を卒業して将来農業後継者として明日の日本を背負って立つ若者を4年間教育するための学校で、1年は日本各地で農業研修、2年から4年までは大学校に寄宿して農業の理論や農業に関するさまざまな話題について講義を受けることになっています。私の講義は2年生と3年生を対象に、海外における農業協力の事例紹介をする内容でした。生徒のほとんどは経営規模の大きな農家の跡取りで、将来を約束されているだけに海外のことにはあまり関心を示さないのではないかと考えていたら、農業研修でインドネシアやタイに行っている生徒がいて、結構反応があったのは収穫でした。

 その後は昨年秋に行ったトルコでの流域管理及び生計向上のための調査の中間報告書作成及び年末に行ったガーナでの調査の年次報告書作成、そしてマダガスカルの農林水産業現状に関する情報収集及び今後の同分野協力への提言をとりまとめる報告書作成と、3つの仕事に明け暮れておりました。幸い出張を前にすべての報告書は完成しました。3ヶ月間ほとんどコンピュータに向かい、椅子に座った生活をしていたため、ひどい運動不足に陥り、一時は体重が80kgの大台に到達するかも知れないところまで行きましたが、今は農作業も始まり、平常の体重よりも少し重い程度までに減量しております。

 本格的な農作業を前に、それも3ヶ月以上も海外に行くのは今回が初めてです。水田は施肥と耕耘、畦シート入れまで終わり、後の代かき及び田植えは知り合いのお百姓さんにお願いしました。畑の方は2畝のジャガイモの種芋植え付け、ヤマトイモ植え付け、加工用トマト(1畝弱)及びサツマイモ(1畝)の施肥、耕耘及び畝立て、及びダイズ及びクロマメ(2畝)の施肥、耕耘が終わりました。ほとんど植え付けをせずに出張することになり不本意ではありますが仕方ありません。留守中は細腕の妻に任せるしかありません。頑張り屋の妻ですから大丈夫だとは思いますが、今年は植え付け面積を増やしているので、働き過ぎとならないかちょっと心配です。

 トルコの仕事は、昨年の調査の継続で、今回は調査地域に居住する地元の人々との対話を通じてニーズを吸い上げ、計画作りに反映することになっています。彼らの本音が聞き出せるよう頑張ってきたいと考えています。帰国するのはお盆に当たる8月15日です。

 では皆さん、しばらくお目にかかれませんが、どうぞお元気でお過ごしください。現地からも報告をと考えてはおりますが、なかなか時間が取れずご無沙汰してしまいますこと、お許しを。

君島 宗


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