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パプリカ
調査地域では、果物を含めほとんどの作物に販路はない。実質的に本当の商業作物と言えるのは、主にアンゴニアとマカンガ地区で生産されているタバコのみである。パプリカは最近アンゴニアとマカンガに導入され、取りあえず販路確保に成功を収めている。マカンガ南部からシフンデ西部に至る地域は、海抜1,000mを以上、年間降水量800mmと、パプリカ栽培に適している。
リンゴ
調査地域ではまた、アボカド、かんきつ類、グァバ、クラブアップル、ナシ、パッションフルーツ、バナナ、パパイヤ、ブドウ、マンゴ、モモ、リンゴ等の様々な果物が栽培されている。果物はほとんど農民が自己消費するだけで、残りは地域内で売られるか、畑で腐るのを待つばかりである。ただ、2つの例外を除いては、だ。一つは、テテ市で売られ、他の地域へも取引されるモアティゼのミカン。もう一つは、かつては地域市場用のワインとなったツァンガノのブドウである。果物生産に関するデータが少ないのも、こうした事情による。
トウモロコシの製粉所
農村民の主食であるマッシュまたは「マッサ」と呼ばれるトウモロコシ粉食は、トウモロコシを粉にして水を加えて練ったもの。調査地域には300近い製粉所があると言われ、その多くはアンゴニアとモアティゼ、テテ市の市街地に集中している。製粉所の数は、内戦終了後、急速に穀物の生産量が戻るに連れ増していった。商用の穀物製粉は、この地域で将来ビジネスとして見込みがある。
写真:香西献(三祐コンサルタンツ)
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